ぷよクエ攻略ヒント集 | kaya[grv]’s diary

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南国鳥人のことを頑張って考えてみた【ぷよクエ】

南国鳥人はぷよクエのカードの中では結構古いカードだと思います。

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初登場は、2015年7月27日です*1。今回は、南国鳥人の★7へんしん解放されたことを受けまして、どんなデッキが組めるのかを考えてみました。

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このバナーは、2015年7月のものです。

目次 

南国鳥人シリーズのスキル

カードの説明文から読み取れる情報

南国超人は、属性攻撃を変化させるスキルをもっています。

  • 赤属性:パムーチ → 赤属性のカードの攻撃を緑属性に変換
  • 青属性:スーリ  → 青属性のカードの攻撃を赤属性に変換
  • 緑属性:ヨギー  → 緑属性のカードの攻撃を青属性に変換
  • 黄属性:ロロ   → 黄属性のカードの攻撃を紫属性に変換
  • 紫属性:ヤンドゥ → 紫属性のカードの攻撃を黄属性に変換

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また、通常攻撃のみにしか適用されないため、使用するなら必然的に「殴り」がメインになります。「スキル砲」をメインにするデッキには組めません。

検証準備

まず、南国鳥人のスキルはどのスキルと重複できないのか?を把握しておきたいと思います。

同時期に★7へんしん解放されたリャタフーのリーダースキル効果(連続攻撃化)に対して、公式から重複に関するルールの記載がありましたので引用してみました👇

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https://puyopuyoquest.sega-net.com/news/200315_77350.html

厳密にはリーダースキル効果に対する説明書きですが、スキルを発動した場合にも同じルールが適用される…と思われます。若干不安なので、この件も後ほど検証してみます。そして、それ以外のスキルは重複できることになります。

検証

検証は3フェーズに分けて行いました。

  1. 南国超人のスキルの挙動を確認する
  2. 南国鳥人のスキルと重複できないスキルを確認する
  3. 南国鳥人のスキルと重複できるスキルを確認する

1.南国超人のスキルの挙動を確認する

まずは普通に使ってみたらどうなるのかを把握します。

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南国鳥人のスキル発動後は、グローブのマークが入ります。

ダメージ計算の動きも一応見ておきます。

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左:赤属性のダメージ計算を終えた後、右:緑属性に変換する。

静止画では分かりづらいかもしれませんが、画面上の動きは普段見ない表示をするので面白いです。

2.南国超人のスキルと重複できないスキル

前述の重複ルールによれば、スザクのスキルである「連続攻撃化」*2は属性変化と重複できないことになります。スキルが適用されたかどうかは、カードに表示されるアイコンで判断できます。

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スザクだけ緑のグローブが消えてしまいました。

上の画像より、「属性変化」と「連続攻撃化」は重複できません。なお、「全体攻撃化」のパプリスマルスも適用されないことを確認できたのですが、画面キャプチャだけでは判断しづらいため、割愛します。

3.南国鳥人のスキルと重複できるスキル

「属性変化 」「連撃化」「全体攻撃化」のスキルは重複できませんが、「攻撃力倍化」「条件付き攻撃力倍化」「ワイルド化」は重複できそうです。

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左:攻撃力倍化、中:条件付き攻撃力倍化、右:ワイルド化

カード内に表示されるアイコンを確かめます。

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左:攻撃力倍化(赤矢印)とワイルド化(5色の玉)、右:条件付き攻撃力倍化(黒い剣)と属性変化(グローブ)

各アイコンの表示より、「属性変化」は「攻撃力倍化」「条件付き攻撃力倍化」「ワイルド化」を重複して使えることが確認できました。ダメージ計算の動きも確認してみます。

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連鎖倍率を計算 → 属性変化 → 条件付き攻撃力倍化

すべての属性攻撃が緑色に変化しているにも関わらず、パワプロ君のスキル条件を満たしているかのようなダメージ計算の動きになっています。つまり、属性変化する前に攻撃力倍化の条件判定がされていたことになります。これは画面表示の流れとは異なっていますね……いいのかなコレ

また、今更なのですが、属性変化のスキルは、副属性の属性攻撃にも適用されます。上の画像で、あかいアミティの副属性:黄の攻撃も緑属性になっていることが確認できました。この件は、後ろの節でも触れたいと思います。

どこの場面で南国鳥人は起用できそうか

南国鳥人のスキルが使える場面は、「黄属性のデッキで黄属性の敵に挑む」もしくは、「紫属性のデッキで紫属性の敵に挑む」場面になりそうです。他の属性…赤青緑は、敵の有利属性で挑むことになり、敢えてそういったデッキを使う場面は想像しにくいです。黄属性と紫属性は、属性の有利・不利が表裏一体なため、それを避けるために敵と同属性のデッキでステージに挑む場合は考えられます。

デッキを組む際、各カードは副属性持ちであることが望ましいです。先程のあかいアミティの例より、南国鳥人のスキルを使うことによって副属性の攻撃も属性変化し、主属性に3分の1の攻撃力が追加されるのと同じ扱いになります。つまり、黄属性の副属性持ちカードは、南国鳥人のロロを使うことによって約1.3倍のエンハンスが得られるのと同じになります。

そんなわけで、下記のように組んでみました👇

南国鳥人を入れてみたデッキ

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……属性変化による1.3倍のエンハンスを得られると煽っていたものの、連撃化ができるカードを入れるほうがダメージは大きくなります。試算結果では、0.7億ぐらいの差でした👇

南国鳥人の代わりに連撃化を入れてみたデッキ

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更に残念なことに、紫属性の殴りデッキと比較してみると、、、約3倍の差がありました……。

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属性変化による攻撃力の倍化よりも、連撃化が使えるカードを使ったほうがマシという結果になりました。また、おおきいポポイやキングオブさかな王子のいる紫属性で組んだほうが強い…という悲しい結果も判りました。。。私の試算内容の詳細は、下部の補足*3をそれぞれご参照ください。

最後に

元々★6でコスト24のカードに期待するのは酷かもしれませんが、「属性を反転させる」ところから更に追加要素があれば……例えば、「スキル発動中は攻撃力をN倍にする」があったらなあ、と妄想してしまいます。★7南国鳥人は、あと一歩足りない……という印象です。

ともかく、今回で属性変化の動きを確かめることができました。今後別のカードで「属性変化」が登場した際には、今回の検証内容をベースに考えることができそうです。

おまけ

南国鳥人(赤)のパムーチのスキルは、副属性が赤のカードにも適用されるのか?答えは、下記のとおりです。

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……適用されます!

*1:その頃、私はぷよクエの存在を知らないという…。

*2:当ブログでは、「連撃化」と呼んでいた。

*3:

前提条件は、「敵の主属性が黄」「敵は全属性の盾持ち」です。

まずは、南国鳥人のロロで頑張ってみたデッキ👇

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次に、ロロの代わりにスイートラフィーナ(スキル:連撃化)のカードを起用した場合👇

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最後に、紫属性の殴りデッキと比較。このデッキは、キングオブさかな王子によるクリティカルを無視、同時消しによる倍率を低く見積もっていますが……。

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